Faith

恋愛詩がメインのブログです。お気軽にお立ち寄りください(^^)。

透明なビニール傘の向こうに

暗く泣いてる空を見た

細い路上には 雨に濡れた鳩が一羽

何かを探してるみたい


僕はここに足をついて

雨の中も 風の中も

ただ前へと歩き続ける


傘を避けて

空からの涙を全身に受けたら

どういうわけか僕まで泣けて

いっそこのまま何もかも

洗い流してしまえよと思った


それでも

ずぶぬれの心はいつか

雨雲の切れ間から射す筈の

暖かな日の光にさらされて

きっときれいに乾いてゆくから


だから

今はこのまま この心ごと

遠いどこかに流されてしまえばいい

この暗い空の何処かへ


ほら

あの鳩が羽ばたいてゆくよ

遠い雲の切れ間に向かって


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笑顔で

君の言った数々の言葉に

砂粒ほどの希望を 這いつくばって探し

その希望を笑顔で信じたがる僕は

きっと世界一愚かな男だ

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小さな幸せ

お疲れ様って

僕の仕事があがる頃

君からの笑顔とハート付きの短いメール

本当はとても嬉しくて 舞い上がりそうだったけど

照れ臭さに負けてさ

ありがとう の言葉すら言わないでごまかしてた


あんまり会えない僕たちには

携帯メールが必要だったけど

文字で伝わるものなんて

たいしたものじゃないよって 僕は

いつだって君が欲しがってた小さな幸せを

与えてあげることもしなかったんだ


君を失って

いろんなことに気付いたりする

今更なにもかも遅いけどね

嬉しいと感じたささやかなことも

全部 全部 ちゃんとひとつずつ

君に伝えなきゃ何もわからなかったのに

小さな幸せを分け合ってさ って

君の好きだった歌の歌詞

素敵なフレーズでしょって笑った君が

今 どうしようもなく愛しいんだ



君に会いたいよ

とても とても寂しくて

僕は窓の外の空に

君の住む街の空を探してる毎日

君の声を聞きたいよ

受話器の向こうから

君の優しさが伝わる日々の大切さを

今更悔やむ僕は

本当に 本当に馬鹿だと知ってはいるけれど

それでも

僕は君に会いたいよ

そしてこの手で抱きしめたいんだ

もう一度だけ 幸せを分け合う大切さを

彼女と伝え合えるチャンスを

カミサマ 僕に与えて下さい

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観覧車

曇りガラスを挟んで向かい合う二人のような

あの秋の終わりの日々を思い出してる

すれ違ってしまった手は触れ合うことはなくて

それぞれが別の場所で泣いた


夜景の美しい港町を見下ろして

君と僕を乗せた観覧車がゆっくりと空を目指す

たどたどしい言葉と 重い沈黙の中で

僕は君を抱きしめたくて身動きも取れなかった

震えるような心で

ようやく放ったヒトコトは

男らしくない小さな声で


ごめんね


それは 自分のことでいっぱいになって

君に優しく出来なかったこと

遠く離れている君をもっともっと

言葉にできなくらい寂しくさせたこと

小さなヒトコトはまっすぐに君に届いたのかな

君の大きな瞳が潤んで 涙が零れ落ちた


二人だけのゴンドラで

その涙に僕の心は立ち尽くす

胸にこみ上げた切ない想いに

僕までも泣きそうだったよ

抱き寄せてキスしてしまいたかった

でも

それをしたら 僕の想いが消えてしまいそうで

僕はただ

その綺麗な泣き顔を見つめて

拳を小さく震わせていた


きっと どれだけ時が流れても

その時間の中にずっと 君が居なくても

僕は君を忘れることなんて出来ない

うまく出来ない恋心を持て余して

君と傷つけあうことのが多かったけれど

それでも目を閉じればあの日の夜景と

儚い涙をこぼした君の綺麗な姿が

いつまでもいつまでも 僕を抱きしめて離さない


月の輝く夜に

あの日と同じ観覧車に

例えば横には違う誰かが座っていても

僕はきっとあの日の君に抱かれたまま

だから

一人で空を目指そう

ゆっくりと街の光と天の星たちに語りかけながら

僕は今もここにいると

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さよならの後の半年

6ヶ月の間 君と会わない時間が過ぎて

君の肌の優しさも

君の唇の甘さも

もうこの手の温もりの火は とうに消えてる

きっと君の手にも 僕の心が映す重さは

消えていることだろう

たった6ヶ月の間に 季節は三つも移り変わり

そして 僕たちの心も変わっていったのかな

なのに

どこを歩いても 君の面影だけが

僕の視界についてまわるよ

歩く姿も はしゃぐ声も

あの日に君のまま そこここに溢れては

僕に屈託のない笑顔を投げかけている


きっと誰もが知ってる

愛する誰かを無くした寂しさを

そして

きっと誰もがその苦しさに怯えて傷つき

もう立ち上がれないほどの心を背負って

一日一日を過ごしているんだよね

苦しんだ分だけ

そのあとにはきっと

優しい風が心を洗い流してくれると

信じながら歩いていたい


この切なさを知る誰かに新しく出会い 

何かが始まるのなら

きっと今背負っている辛さも 僕には必要なことなんだよね


6ヶ月はとても長くて

凍りつくような時間となって僕を包んでいた

君を思い出にするにはまだ早くてできないけれど

心が溶けるような日がきっと僕にも訪れると

静かに自分に言い聞かせてるよ

君と出会い

君と恋に落ち

君と話し

君と笑い

君と泣いて

君と誰より愛し合った日々は その後の半年の空白に

いろいろな感情を僕に起こさせて

そして優しい気持ちを投げかけた

後悔も悲しみも悔しさも怒りも

全部背負いながら

君と出会えた奇跡に感謝しているよ


今君がこの世界の何処かに生きて

君の毎日の中に一瞬でも

僕との思い出がよぎることがあったなら

それこそが君と僕が愛し合った証になるから

いつかきっと僕を思い出して笑って欲しい


君と出会い

君と恋に落ち

君と話し

君と笑い

君と泣いて

君と誰より愛し合った日々

僕はそのすべての日々を愛しているよ

僕は君を愛しているよ

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